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津谷市政3期目<平成29年度(2017)〜令和2年度>
1.産業振興による仕事づくりと働く場の確保 ○農業振興 *主食用米生産依存からの脱却を図り、園芸作物の生産拡大を促進し、複合型経営による収益性の高い農業経営体の育成を行った。 *重点推奨品目の比内地鶏の飼養羽数維持拡大と地域ブランドの確立を推進した。 *新規就農者の確保と集落営農組織・大規模農家等の経営法人化への支援を行った。 ・R2.10JA秋田たかのす比内地鶏加工センター開所 ○林業振興 *森林環境譲与税を活用した先駆的な取組みとして、国立市との植林活動等の実施により都市間交流を図った。 *令和元年度に林業大学校研修生給付金創設し、新規就業者の育成を支援した。 ○商工業振興 *新たな企業誘致で産業振興と雇用を確保できた。 ・R1.7エレックス極東鷹巣再生可能エネルギーセンター開所 ・R3.3北秋田ソリューションセンター開設 *工場の新築(クラウン精密)や増築(新東北メタル)で産業の振興と雇用の拡大が図られた。 ○観光振興 *世界三大樹氷鑑賞地として、森吉山樹氷のブランド化を推進した。 ・H31.1国際樹氷サミットin阿仁の開催 *森吉山と阿仁エリアの観光拠点施設としての阿仁合駅を整備し、インバウンドや旅行客の受入れ環境を向上させた。 ・H30.4阿仁合駅リニューアルオープン ・H31.4北秋田森吉山ウエルカムステーションオープン(阿仁合駅2F) *世界文化遺産登録実現に向けて、伊勢堂岱遺跡の価値を国内外に発信。 2.移住・定住対策 ○北秋田市のPR・知名度アップ *ふるさと大使事業として、北秋田市の魅力や取組みを情報発信する強力な応援団として、3名の方々をふるさと大使に任命し活動いただいた。 ・H30.2豪風 旭氏/H30.4ハローキティ/H30.10高橋 克典氏 *人口減少時代への挑戦を掲げ、移住定住対策を重点項目の一つとして取組みを推進した。 平成29年度43人36世帯/30年度41人28世帯/31年度64人46世帯/令和2年度48人35世帯 合計196人/145世帯(※R3.1月末現在) ○移住定住のためのサポート体制の強化 *北秋田暮らしを体験できる移住定住ネットワークセンターを中心にして、移住定住の取組みを推進した。 ・H29.10移住定住ネットワークセンター整備、H30.2運用開始 *庁内に移住定住支援室を設置し、更なる取組みの強化を図った。令和2年度は移住定住関係の地域おこし協力隊6人体制として、北秋田市の魅力を戦略的に発信した。 ・H30.4移住定住支援室設置 〔住みよさランキング2019(東洋経済新報社)県内2位、北海道・東北5位〕 3.少子化対策・子育て支援 <総合戦略3> ○安心して「結婚」「出産」「子育て」ができる出会い創出事業の実施 (北秋田市結婚生活応援事業、北秋田市出会い創出事業ほか) *あきた結婚支援センターへの入会登録料全額負担。 「出会い創出イベント」を開催した。 *令和2年度から第1子誕生ハッピーアニバーサリー事業を実施し、子育て支援の更なる充実を図った。 *妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援を目的として、保健センター内に子育て支援の拠点施設を開設した。 ・R2.4北秋田市子育て世代包括支援センター開設(愛称「ココロン」) *子育て支援策や保育サービスに対するニーズが多様化する近年、保育環境の充実・質の向上を目的として、保育園の民営化を進めることができた。 ・H27.4鷹巣中央保育園 民営化(※2期目) ・H28.4鷹巣東保育園 〃 (※2期目) ・R 2.4あいかわ保育園 〃 ○子育てサポートハウス「わんぱぁく」の整備や「出張ひろば」の定期的な開催等、働く子育て世代の環境整備・支援 *乳幼児から中学校までの保険診療の自己負担無料化により、子育て世代の経済的支援ができた。 *「わんぱぁく」の運営委託により子育て世帯への支援と負担軽減が図られた。 ○高校生までの医療費軽減の拡大 (福祉医療給付金事業) *医療費助成の対象を高校生世代までとして、子育て支援の充実が図られた。 ・H30.8マル福対象拡大 ○小中学校の適正な規模と配置を配慮した再編 (北秋田市小中学校適正規模・配置再編プラン) *子どもたちにとって望ましい教育環境を整えるため学校再編プランを策定した。 ・R2.4鷹巣中(鷹巣中と鷹巣南中の統合) ・R3.4清鷹小(鷹巣中央小と鷹巣南小の統合) 4.新たな地域社会の形成…子供から高齢者まで安心して暮らせるまち ○地域社会の見守りと支え合いの推進 *自主防災組織の育成と活動支援に取り組んだ。 ・組織結成数:H29-3、H30-2、R1-2、R2-1 <参考>H24以降至R2まで43 *防災力の充実強化を目的として、秋田県総合防災訓練を北秋田市で初めて実施した。 ・H30.9.2秋田県総合防災訓練 ○循環バス等高齢者と交通弱者にやさしい公共交通体系の確立 *鷹巣地区での市街地循環バスの導入について、平成28年度から3年間の実証運行を実施し検証を重ね、令和元年12月から本格運行を開始した。 ○運転免許返納高齢者等への支援策強化 *地域包括支援センターと北秋田警察署の連携により、返納者を含む高齢者の生活支援に取り組んだ。 ○JR鷹ノ巣駅待合室開放時間の延長 *JRと協議を重ね、市が警備費用を負担、待合室の開放時間を夜10時まで延長。 ・H29.4〜待合室開放時間延長開始 ○高速交通インフラの充実 *高速道路…要望活動等精力的に取り組み、令和5年度までの北秋田市管内開通に目途がたった。なお、令和8年度には、県内全区間が開通する見通し。 高速道路の延伸は、様々なストック効果を地域にもたらした。 ・H30. 3.21 大館能代空港IC〜鷹巣IC間 開通 ・R 2.12.13 蟹沢IC〜大館能代空港IC間 開通 ・R 2.12.25 空港利用者300万人達成 ○中心市街地の賑わいづくり ・R1.12.2 市民ふれあいプラザ来館者来館者100万人達成 5.高齢者にもやさしい医療と福祉の充実 ○市民病院の地域診療がん拠点病院指定 ・H30.4.1地域がん診療病院指定(厚労省) ○北秋田市内へ新規開業する医師への開業支援 *市民が安心して医療を受けることができる体制を確保・強化するために、北秋田市で新たに病院の開業や、市内医療機関で増改築や設備強化等を考えている方に補助。 ○阿仁診療所の改築 *改築工事が完了。地域の一次医療を支える柱として診療を開始できた。 ・事業年度H30〜R2/総事業費5億円強 ○地域包括ケアシステムの推進 *平成31年4月から、市内全域の3地区それぞれに地域包括支援センターを配置した。概ね30分以内にサービス提供できる体制を整えることができた。 ○医師派遣の支援強化 (北秋田市民病院常勤医師奨励金) *市民病院の常勤医師の待遇改善及び離職防止のため奨励金を交付し、新たな常勤医師の招聘に向け取り組んだ。 ○がん補正具やウィッグの助成 (がん補正具購入費助成金) *購入費用を助成することにより、経済的負担の軽減と社会参加への支援につなげることができた。 6.市民ファーストの推進 ○来庁者カウンターと待合スペースの整備 *平成30年11月、本庁舎1階の窓口カウンターを使い勝手のいいものに更新、市民ホールや通路幅を広くとり、利用しやすい環境を整備することができた。 ○誰でも安全に出入りできる等、駐車しやすい庁舎駐車場の整備 *斜め駐車で止めにくかった区画を改め、建物に向かい垂直に停車し、幅もゆったりとした区画とした。 ○市役所庁舎屋内の全面禁煙 (健康増進法、「けんこう北秋田21計画」ほか) *敷地内全面禁煙実施済。 ・H31.4〜 ○旧中央公民館の活用と既存公共施設の長寿命化と統廃合 *旧中央公民館の耐震・改修工事後、第2庁舎として産業部を移転。 *令和元年度に、宮前町庁舎の耐震・改修工事実施。2階税務課の1階移転と、ローカウンターやスロープ設置により、高齢者に優しい環境を整えた。 ○住宅リフォーム支援事業の継続 ○各種文化・スポーツ施設の整備 *鷹巣陸上競技場…令和2年に「ハンマーケージ」更新。 第3種公認陸上競技場の継続。 7.安全・安心で快適な暮らしやすい環境の整備 ○危険空き家対策の充実 ○デジタル無線システムと防災ラジオの整備 *災害時等の情報を迅速に伝えるため、防災ラジオの導入を決定し、100%の配布率を目指し取り組んだ。令和3年1月末現在の配布率は7割強。 *高機能消防・救急デジタル無線システムについて、平成22年度から5か年をかけて整備し運用を開始した。迅速・的確な対応が可能となり市民の安全安心につながった。 ○コンビニ収納の導入で税収の確保 *コンビニ収納の導入により、市税等の納付にかかる市民の利便性が向上された。 ○文化会館等公共施設トイレのバリアフリー化推進 *市民に身近な施設の洋式トイレ化を進め、全ての公共施設において、手すりなどの設置可能なものは随時整備した。 ○安全な歩行空間の維持 *駅前からのアーケード等の整備により、歩いて暮らせるまちづくり、児童生徒の安全な登下校、賑わいのある中心市街地の形成に適した歩行空間の確保を図ることができた。 ○受動喫煙防止策の徹底 *クリーンリサイクルセンター…循環型社会に配慮し、ごみの安定的、効率的な処理施設を整備した。 ・平成30年4月〜本格稼働 *新鷹巣浄水場…上水道施設を整備により安全な水の安定供給を図ることができた。 ・令和2年4月〜本格稼働 *し尿処理施設…水質保全や循環型社会に欠くことのできない社会基盤である生活排水処理施設を整備した。 |